教育理念・学校紹介
教育理念

変化が早く不確実性の高まるこれからの社会において、好きなこと・嫌いなこと・興味があることを、実体験を通して自覚的に探していくことはとても重要な行為です。
VALLOON高等学院では、高校卒業のために必要な単位を効率よく取得することで、作品制作という能動的なアウトプット主体の学びや、スクーリングでの本物の自然に触れる体験、それらを通して自分がやりたいことを探していくことに、多くの時間を費やすことができます。
今までの社会の当たり前に従うのではなく、自身の体験を元に探求した気づきや感覚を大事にし、具現化していく力を身に付けてほしいと考えています。
当学院は 「美術は世界を変えられる」と信じ、以下、3つの指導目標を掲げます。
- 1. 成長志向
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多くの複雑な問題を抱えた現代社会に生きる者として、育ってきた自分の文化背景同様に他者の文化にも敬意を持ち、周囲への感謝を忘れず、好奇心を持ち、自分自身の強みと弱みを自覚し、技術力や人間力の向上を求め、主体的に学ぶ姿勢を育む。
- 2.探求力
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自らの関心事を深く掘り進めると同時に、未知の領域にも興味を向け、他者への理解を深め、多様化する価値観を受け入れながら、個性や独創性を追求し、美術や美術で学んだことを通じて、より良い未来を切り拓いていく姿勢を育む。
- 3.価値創出
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新しい価値の創出のために、先人や過去からの学びを大切にし、新しい情報や技術を得るために研究を重ね、自ら問題や課題を発見し、自身の作品として発表することに加え、言語によって他者からの共感を得られることを目指す姿勢を育む。


学校紹介
神奈川県にある「湘南美術学院」と「鹿島山北高等学校」が
提携した“美術に特化した通信制サポート校”です。
※26年度から中等部を開校し、デザイン・アートを本格的に学べる
中高一貫のオルナティブスクールとなります。
湘南美術学院について
前身である「金沢アトリエ」(1969年創業)は、個人のアトリエから出発し、芸大・美大受験を目指した高校生たちが学ぶようになりました。1984年に法人化した際に「有限会社金沢アトリエ」として社名に残し、拠点である鎌倉市から神奈川全県に発展することを意識して、横浜に並ぶエリア名を冠し、「湘南美術学院」の看板を掲げました。
芸大・美大進学のための傾向と対策に終始することなく、寺子屋のような塾然たることを信条に、これまで多くの芸大生・美大生を輩出してきました。

「美術は世界を変えられる」
鹿島山北高等学校について
神奈川県西部の山北町にある丹沢湖、その美しい湖に突き出した半島に校舎がある、日本全国どこからでも入学可能な通信制高校です。
自然豊かな教育環境を最大限に活用した独自科目で、五感で感じられる実習体験を通して、「生きる力」を養います。


「ホンモノに触れる」
活かした4つの独自科目

森林保存と生命
間伐・枝打ち体験を通じ、「森と人との関係」や「生きている森」を学ぶ。

山北町の新しい農業
山北町の農業を知り、気候や天気、地域実態に応じた産業の研究や提案を目指す。

山北町の観光促進
インターンシップやフィールドワークを通じ、既存の観光資源活性化の研究と共に、新たな資源発掘や創出を追求する。

介護支援とコミュニケーション
施設での実習やボランティア活動を通じ、社会に貢献する力の養成を図る。